陰翳礼讃

神頼み

建築計画の外壁仕様は湿式工法が多い。
今時のサイディングに塗装の方が、手間や工期が読めて良いが、
仕上がりの質感が違う為、工程的にも予算的ににも辛い湿式を選択する。

実際に施工する左官業の職方は大変重労働である。
正にお天気頼み、神頼みです。

恊働その2

先般塗り終えた外壁材、施工中。
米杉の木肌か強調されとても美しい

引き続き室内の床材を家族で塗装の作業中。

自分たちの住まいを自分の手で携わる事は、とても良いと考える。
作業は大変だが、完成後は記憶として長く残るでしょう。

現場の帰り、山々は間もなく雪間近。

恊働

知り合い大工さんの妹夫婦の住まい。
先般、塗装した化粧の付梁を取り付けました、




時々雨模様の中、無事に取り付けを終えました。
又、実家のお父さんに外部に使用する米杉の板を塗装して頂きました。

相当の量にも関わらず頑張って頂き、お疲れさまでした。
これを張り終えて足場が取れましたらさぞかし素敵な外部になっている事でしょう。

鉛色の空

冬に近づくと決まってこの空、慣れっこになっていても少し気が滅入る。
気晴らしに「21世紀美術館」に行ってきた。

大変な人ごみで人気の高さを感ずる。
ミュージアムショップにて、古書の販売を行っていたが
初めて見る希少本が数点あったが、価格が高く断念。
帰りに先日オープンした「鈴木大拙館」に立ち寄った。
ここは全く静かな物で、人がほとんどいない

知名度の違いがあるが極端である。

しかし、静寂な佇まいは何ものにも代え難い。

こんな椅子に出会った。

日曜日に行ったホテル「雅樂倶」にありました。

倉俣史朗のデザイン、「ハウ、ハイ、ザ、ムーン」

写真の左下に映っています、実物を見たのは初めて座ったのも初。
100万円ほどする椅子の座り心地………悪い‼
しかし、見つけた瞬間、間髪いれず座ってしまった。
薄暗いホールの片隅に何気なく置いてあるが、正に「ハウ，ハイ、ザ、ムーン」であった
その他至る所に椅子、椅子、椅子、……………

一見の価値あり。

特別な空間

私用で建築家、内藤廣によるリノベーション「雅樂倶」に行く事ができた。

ある企業の施設をリノベーションしたホテルです。
せっかくの機会でしたのでホテル内での内藤建築を堪能して来ました。

内藤建築の構造美と、ロケーションが相まって素晴らしい体験をした。

この場にしか無い力強い空間でした。

模型と現実

建築模型の製作は最も大切な事。
現実に建て始めると模型を検討した時との違いを探す。


模型を作って何度も、何度も検討する事の大切さを痛感する。

少しづつ成長。

あの花。
どうやら満開…?とは、表現がおかしいが咲き誇った様だ。
やはり‼、傾いて咲いている


これからまだまだ傾くのであろう。

なかなか面白い花なり。