陰翳礼讃

タイトな仕事

店舗の改装。
4月頃から相談頂いて、ようやく先が見えてきた。
書道教室だった店舗を改装、築30年以上経ち使用されないままの家。
瓦屋根は傷み、当然ながら断熱などいっさい施されず傷みの大きい建物の改装。

改装工事が正式に決定してから殆ど時間が無く、考えも中途半端状況で解体開始。
予算も見た当初の約半分での厳しい状況でのスタート。

先ずは屋根を全部解体し新しく断熱を施工、屋根材を軽く耐久性の高い物に変更。
解体工事を手伝いながら、何をどうするかその場で即断即決して仕事を進めるタイトな物。
一番大変な予算調整、胃がキリキリ痛む事しょっちゅう。
でも、ようやく先が見えて来た、オーナー自らの塗装工事や作業などの結果です。


まだ色々な問題があるが、一歩一歩進んでいる。
オーナーの熱い思いの結果であると考える。

益々面白い商品を私達に提供して頂き、繁栄するものと考え、後ひと頑張りしよう。

イキイキとした仕事。

左官屋さんに電話で仕事の依頼。
その際に聞いた言葉が、最近は左官仕事が殆どなく困っているとの事。
腕の良い左官屋さんで、頼りにしている人。
今日、「キノコの家」の外壁に張る木の下見板を施行中。

大工さんがいつもより生き生きとした仕事ぶり、滅多に無い大工らしい仕事のせいか?
やはり、左官にしても大工工事にしても本業を生かせる仕事をしたいはず。

塗装工事

昨日、いつもの床材が現場に納入されました。
良く乾燥した、無節の正目が美しい床材は何度見てもほれぼれします。

これに、オスモカラーの床専用塗装を施します。

木目が際立ちとても美しい床となる、しかし、それまでの作業が大変。
下地調整にベーパーをかけ、フロアー塗装を2回行う、けっこう体力が必要です。
こんな過程をへて、完成時はいつもそれなりに感動します。

あ〜あ、また塗ってしまった。

「キノコの家」梅雨時期に入るのと、台風が近づいている為
外部始末を先行させている。
だから又、塗装工事をやってしまった。
体力的にもう限界と言いつつ、まだ行けるかな?複雑な心境。

今回は施主の参加も有り助かりました。只、顔が真っ黒になってしまった。